不快害虫の実験 - Tick Study

※これらの実験はインセクトシールドU.Sウェブサイトより引用し、
日本語に翻訳したものです。

【インセクトシールド虫よけ加工衣類を使用した虫の実験】


虫よけ効果が持続するペルメトリン加工衣類を使用した虫の咬傷予防のための実験。

ジャーナル:Vector-Borne and Zoonotic Diseases
Authors: Meagan Vaughn and Steven Meshnick – University of North Carolina, Chapel Hill, Department of Epidemiology
著者:Meagan Vaughn and Steven Meshnick – University of North Carolina, Chapel Hill, Department of Epidemiology

【序論】
小さな虫媒介性疾患は、虫が生息する地域で働く労働者にとって大きな懸念事項です。
野外で働く多くのノースカロライナ州の労働者は、毎年虫の被害を報告しており、既存の予防では十分ではないことを示しています。
無害の化学成分で殺虫性、ノックダウン、忌避性を備えたペルメトリン加工衣類は虫に対して非常に効果的です。
ただし、ほとんどのペルメトリン製品は効果を保つために、幾度かの洗濯後に再塗布しなければなりません。
最近、インセクトシールド社により70回以上洗濯しても効果が持続するペルメトリン加工衣類が開発されました。

【試験方法】
ノースカロライナ州水質局の16人の野外作業員が、実際の野外条件下で虫に刺されないようする為のインセクトシールド加工が施された衣類の有効性を判断するために、
非ランダム化非盲検パイロットテストが実施されました。
参加者はフォローアップの開始時(2008年3月)とフォローアップ終了時(2008年9月)にアンケートに回答し、
毎週の虫刺さと野外作業時間が報告されました。

【結果】
インセクトシールド加工衣類を着用している被験者は、標準的な虫よけ対策をしている被験者比べて、虫からの被害が93%減りました。
就業時間中の虫咬傷の割合は、インセクトシールド加工衣類を着用している被験者の間では99%減少しました。

【結論】
この研究から、虫よけ効果が長く持続するペルメトリン加工衣類が不快害虫の咬傷に対して、非常に効果的である可能性があるという証拠を提供します。