WHOチューブテスト - WHO Tube Test -

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【WHOによる虫よけ加工衣類チューブテスト】

世界保健機構(WHO)虫に対するノックダウンチューブテスト
公開:Test procedures for insecticide resistance monitoring in malaria vector mosquitoes, Second edition, World Health Organization 2016

※インセクトシールドの虫よけ加工衣類は両方のテストをクリアしています。

WHOチューブテスト
1.WHOチューブには端にスライドゲートがあり、左にすると中央で閉じるようになります。
2.メスの虫(エサ無し、3-5歳)は20∼25バッチずつチューブ入れます。
蚊を環境に順応させるためにチューブを立てたまま1時間置きます。
3.別のチューブに12cm×15cmの虫よけ加工された布をいれ、銅製のワイヤークリップで留めます。
チューブにインセクトシールド加工のレベルや洗濯回数を記入したラベルを張ります。
4.虫が落ち着いてきたら、ゲート付きのチューブを加工布入りチューブを繋げて、ゲートを開けます。
優しく風を送り虫を加工布入りチューブに移動させます。
5.虫は1時間程度、加工布に触れさせます。
6.1時間後、スライダーを開け、蚊を加工布の方から移動させます。
7.加工布が入ってたチューブと取り外し、ノックダウン数を記録します。
8. 10%グルコース溶液にコットンウールを染み込ませ、チューブの端のメッシュ状部分から餌を与えます。
9.蚊はチューブに入れたまま24時間25℃±2℃で湿度80%の部屋で休ませます。
10. 最後に、休ませた後にもノックダウンした蚊の数も記録します。

足の数に関係なく、もし虫が飛ぶことが出来ればAliveとして認識します。
動きがない、立てない、飛べない状態をノックダウンと認識します。

【German Army Delivery Specification TL 8305-0331
Mosquito Knockdown Tube Test using standard WHO-Tube】

WHOチューブによる蚊のノックダウンチューブテスト
公開:ドイツ連邦防衛技術調達-
Vektorenschutzausrüstung für textile Flächengebilde – July 2016
WHOチューブテスト0~100回洗濯サンプル

1.WHOチューブには端にスライドゲートがあり、左にすると中央で閉じるようになります。

2.メスの虫(エサ無し、3-5歳)は10バッチずつチューブ入れます。
蚊を順応させるためにチューブを立てたまま1時間置きます。

3.別のチューブに12cm×15cmの虫よけ加工された布をいれ、銅製のワイヤークリップで留めます。チューブは加工のレベルや洗濯回数を記入したラベルを張ります。

4.虫が落ち着いてきたら、ゲート付きのチューブを加工布入りチューブを繋げて、ゲートを開けます。
優しく風を送り虫を加工布入りチューブに移動させます。

5.一番最初にノックダウンした虫、5番目、全てのノックダウンを記録しました。

100回洗濯後の虫よけ加工衣類で、71.5分の間に10匹全てがノックダウンすれば、合格となります。


※これらの実験の説明、手順、結果はインセクトシールドU.S.ウェブサイトより引用したものです。